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鳥篭の鍵を無理矢理壊し、外に出てみれば複数の猫に襲われました。

傷つき、片翼が折れたので、鳥篭に戻ろうと思ったら、それは前より小さく、そして頑丈になっていました。

そこで出会った小鳥は、黙って傍にいてくれました。


面会室で無言で見詰め合う女の子と青年。

女の子は笑っていて、青年は目が虚ろでした。

女の子は無言で口元をこちらに寄せてきました。

青年はそれに気づき笑顔で応対しました。

「ねえ」


なんで


「私…」


そんなに


「ママになりたい」


笑ってるんですか。


傷ついた鳥は鳥篭の中から月を見上げ、

自分はもうあそこにはいけないのかなと思いました。

片翼の代わりにするには、小鳥は脆弱すぎました。

それでも鳥は、鳥篭の鍵を壊そうと足掻いていました。

今度襲われたら、もう片方の翼を失うと薄々わかっていながら。
2010.05.11 Tue l とある~ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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