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日に日に痺れが強くなり、握る力は落ちていった。力は入るが、入れると同時に抜けていき、蟲が蠢く感覚が中々消えない。本数を数えてみたが途中でやめて、思い出そうとしても途中でやめて、気がつけば痛みが少しずつ響いてきた。狂人と呼ぶのと同時に泣き、器用な人だと思った。

自分を傷つけることで誰かが傷つくと知らず、気がつけば自分はおろか他人の痛みにも鈍感になっていく。悲劇のヒロインぶって、誰がその舞台の費用を捻出しているのかも気づかない。なんで生きているかと聞かれれば死にたくないからと答え、なんで死にたいのかと聞かれれば生きたくないと答え、都合のいいように使い分けていた。

笑われるのは辛くなかった。罵声を浴びるのは受け入れた。けど、泣かれるのは嫌だった。

子犬のように舐め、子猫のように引っ掻く彼女は、つけていた腕時計を外してそっと重ね合わす。この行為に意味はなかったけど、彼女が見せた瞳は忘れることが出来ない。

私は自傷が大嫌いです。
2010.05.13 Thu l 妄言 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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