FC2ブログ
10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
駅のホームで待っていたのは

あまり慣れていないであろう化粧をした女の子だった。

可愛いよと言うと、ありがとうという言葉が返ってきて

いつも通りの光景だった。

「今日は化粧してると思ったよ」

黙って唇をふさぐ。

ああ、彼女は眼をつむるのかと

今更ながらに気付いた。



とりとめもない会話をして

あてもなくふらついて

お腹がすいたら何かを食べて

疲れたら立ち止まって

欲しくなればお互いを求めあう。

キスは三回目から数えるのをやめた。



「こんなあたしでごめんね」

甘えてくる女の子を撫でて

聞こえないふりをした。



いつか「僕」が必要無い時が来る。

その時は黙って消えよう。



「ちゅぅ」

女の子がこちらを見て笑っていた。

今日最後のキスをした。
2010.06.01 Tue l とある~ l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

 

コメントの投稿












 

トラックバック

トラックバック URL
http://uodiru.blog115.fc2.com/tb.php/204-9b085568
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。