FC2ブログ
10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
「うおぢるちゃんその髪型いいよね」

わたしはあははと愛想笑い。お返しに姉さんの足を触ろうとしましたが、手を払われました。私達のいつものあいさつ。姉さんが美脚を自慢するなら、それに触ろうとしなければ失礼になりますからね。

「それにしてもうおぢるちゃんの女装すごかったよ。化けるねえ」

「僕は元がいいですからね!!」

「すごいナルシストっぽい」

「姉さんに言われたくないです…」

実際姉さんの若い頃の写真を見せてもらいましたが、中性的な美少年というのでしょうか…これは女性にもてる感じだなと思いました。今では女らしさの方が強くなっており、年相応な女性になっていますけど、それでもじゅうぶん綺麗です。私の好みでは無いですし、彼氏もいるので射程圏がいですが。

「ほら、キルト(仮)」

姉さんが私を猫扱いする時は決まってこう呼びます。とりあえず上目遣いのごろにゃんとして、姉さんにすり寄りました。

「ご主人様の肉まんが食べたいにゃん」

「こらこらダメよ」

「あ、煎餅だったにゃん」

頭をひっぱたかれました。お詫びとして私の胸を揉ませてあげたので、これでイーブンってことでしょうか。姉さん、私より胸が無いですがそこを言わないのが紳士でしょう。私もそこらへんの礼儀は心得ていま…

「姉さんホント胸無いですね」

再びひっぱたかれました。紳士への道のりはまだ遠いということですねわかります。

「ホントうおぢるちゃんは、喋らずにしゃきっとしてればいいのになんで自分で落とすかな?」

姉さんがため息交じりに言いました。私はムッとしたので最近マイブームのケツドラムを披露。あ、なんか興奮してきました。

「ハイストップね。それ以上やったら帰るよ」

私は軽く舌打ちをしてケツドラムを終了。所在なく、宙に浮かぶふわふわしたものを見ることにしました。数年前から見えるようになったもの。幻覚の類いでしょうので、特に気にも留めずにふわふわ時間に委ねます。

「見えてるの?」

「見えてますよ」

「面白い?」

「面白いですよ」

「辛くない?」

「辛くないですよ」

それから流れる少しの静寂が心地よいです。ふわふわしたものは触手を動かし、あっちへふらふらこっちへふらふら。私も目だけで追ってハミングを口ずさみました。作曲私、編曲私、観客は姉さんだけです。

「何か辛いことあったら相談してね」

姉さんがぼそりと言いました。私のハミングはまだ続いています

「うおぢるちゃんは純粋で優しい子なんだから」

メロディが若干乱れました。すぐさま元に戻します。

「私はこれでも年上なんだからね」

ハミングは終わりました。それでは演奏者によるMCをどうぞ。

「姉さん、胸を張るのはいいんですけど…無い胸を張られても安心できません」

拍手の代わりに突っ込みがきました。演奏会はどうやら失敗なようです。


「もう死のうとしちゃだめよ」

「はーい」

はあ、まだ誤解されてます。最近はちょっとずつ改善はされているんですが、道のりはまだまだ遠そうですね。私は特に死ぬ気は無いんですが。○される気はありますけど。私の大切な○○○ちゃん、私を嫌いになったらいつでも○してね。できればナイフで心臓を一突きがいいな。頑張って笑いながら死ねるようにするよ。私を嫌いになったら○したくなるくらい憎んでね。そうすればいつまでも私のこと忘れないでしょ。

あはは♪もっともその前に別れてると思いますけどね。平凡に付き合って、平凡に別れて、平凡に悲しみましょう。私にはそれが一番です。

「帰りましょうか」

「そうだね」

「そう言えば彼氏とはどうですか?」

「ふふふ…」

それから帰り道に出し惜しみされながら話されました。続きはまた今度ですかそうですか。

ぢるは筋トレにはまりました。
2010.08.21 Sat l 妄言 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

 

コメントの投稿












 

トラックバック

トラックバック URL
http://uodiru.blog115.fc2.com/tb.php/253-222e9c08
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。