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目が覚めたら四角い部屋の中にいた。布団は床に直に引いてあって、隅にトイレが置いてある。外からは鍵がかけられて、中からは出ることはできない。ドアには薄汚い色の髪をぼさぼさにした男が映っていた。それが私だと気づくのに時間はかからなかった。壁からは叫び声が聞こえてくる。初めはいつもの幻聴かと思ったが、ただ単に隣の部屋の住人が騒いでいるだけだった。

ドアが開き白い服を着た男が入ってきた。敵かな?身構えなくちゃ。私に近づいてくるな。差し出された手に噛みつこうとしたら払われた。やっぱり敵だ。様子はどうですか?見てわからないんですか?しばらくすると男は出ていった。

今は何時だろうか。わからない。ドアを蹴ってみる。足を痛めただけだった。喉が渇くがお腹はすかない。出された食事は残した。ここはどこだ?ああ、そうか、キ○ガイ収容所か。ようやく私は自分が置かれた立場に気付いた。

口元を触ると髭が生えていた。その感触は酷く不愉快だった。私にはこんなモノ必要無いよ…いや、私は男なんだしいるな。しばらく繰り返される意味の無い自問自答。話し相手がいないので暇つぶしにはもってこい。傍から見れば一人でにやにやしているキチ○イだな。いや、キ○ガイだからいいか。そう言った思い出で自虐に駆られ一層笑うようになった。部屋に私の声がこだまするがうるさいとは感じなかった。


人を傷つけて生きていくんだね

   半端モノ

      忘れないよ



私は貴方を軽蔑する


うるさいうるさいうるさい黙れ私の勝手だろ私は悪くないお前らが悪い私は悪くない私は悪くない。胃液っぽいものを何回もぶちまけた。涙と鼻水で顔がグチャグチャになったが、私自身以外誰も声をかけない。誰か助けてよ…助けてくれた人を私が自分から遠ざけたんだな。自業自得だ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。許されようとは思わなかったが、そうでも言わないと正気が保てそうになかった。相手に償うわけもなく自身の罪悪感を薄めるためだけにする謝罪。自分のクソさ加減に涙が出た。そしてまたぶちまけた。このまま死ねれば楽だろうな。

私は人生で最高のどん底にいた。そこから上を見上げるのには一週間はかかったっと思う。そして私は広間に出ることを許可されて、大部屋に移った。医者からは大丈夫だと判断されたのだろう。そこでちょくちょくまた問題を起こすのだがそれはまた別のお話。

ぢるは失ったもの代わりに手に入れたものには価値を見出せませんでした。
2010.10.06 Wed l 妄言 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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